2008年06月17日

アースキャラバン@三木

三木の金物のルーツを探ると言うことで・・・
石からはじまった道具の進化
― 「道具のまち三木」で匠の技を体験―
を5月6日開催しました。
主催はアースキャラバン2008実行委員会で
私はミキ未来ネットワークなる市民団体で共催で参加しました。
アースキャラバン@三木
上の写真は前日の5月5日金物資料館で金物の歴史についてお話を聞いているところです。
写真はアースキャラバン2008のリーダー高橋素晴さんです。

今回の事業は下記の目的で開催いたしました。

目的 ・石器作りを通して、石から金属へと変化し、さらに長い年月の工夫の積み重ねによって、便利で使いやすいものに絶えず進化し続けてきた「道具の進化」とその歴史の重みを体感する。
  ・自然のものを利用してものづくりをすることで、日本の文化である「環のくらし」や「匠の技」に象徴される「人と自然」との共生に、「道具」が大きな役割を果たしたことを感じてもらう。
  ・高度に人為的な文明の中で浪費的なライフスタイルや曖昧化した自己責任に対して、道具を安全に使うことから、自己責任やモノを大切にすることを感じてもらう。
  ・いずれも子供だけよりも親子で学んでもらう必要があるテーマであると判断し、親子ペアで参加してもらうこととする。

要旨 かつて日本人が自然と共生する「環のくらし」と言われるライフスタイルを実現していたのは、自然の利子を加工して生活に役立てる「匠の技」の文化があったからと言われています。そして常に「自然と人」の間にあって、両者を媒介したのが日本の「道具」でした。
今回のワークショップでは、一度原点に立ち返って、原始的な道具・石器の製作を通して、絶えず進化し続けてきた「道具の歴史」を体感します。その体験の中からわたしたちが生活の中で「道具」を取り戻すことが人と自然との関わり方を変え、モノを大切にすることや自己責任など持続可能な日本の伝統的知恵を取り戻すことにつながる「マスターピース」であることを「道具のまち三木」で、親と子が一緒に感じる機会としたいと思います。

以上の理由で金物の町で石器を作る事業を行いました。
内容は岡田茂さんのアイデアをスタッフでまとめたものです。
三木は金物で有名ですが、子供たちの教育にもっと、ものづくり体験や匠教育から学ぶことがあると考えます。

アースキャラバン@三木
上は5月7日に開催したアースキャラバンの環境出前事業です。水の大切さについてやソーラークッカーの製作
などの内容でした。三木市の広野小学校と自由が丘東小学校で開催しました。

アースキャラバンについては→http://earthcaravan.org/



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Posted by 兵庫県YEG at 18:12│Comments(0)長田県連会長
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