2008年05月30日

6月14日 地域経済再生シンポジウムのご案内

兵庫県商工会議所青年部連合会平成20年度 アントレプレナーズ事業
地域経済再生シンポジウム
 『地域経済の活性化から地域再生!』
のご案内です。

[開催日時] 平成20年6月14日(土)13:30~18:00
[開催場所] 加古川商工会議所1階展示ホール
一般参加OKです
*第3部の講師片岡勝氏が国際会議への招聘のため、出席が不可能となり、奥谷京子氏(WWBジャパン代表)に変更になりました。予めご了承ください。

6月14日 地域経済再生シンポジウムのご案内
申し込み6月6日(金)までに出席者のお名前、連絡先電話番号、e-mailを添えてFAX・電話にて下記までお申し込みください。
三木商工会議所事務局 FAX 0794-82-3192  TEL0794-82-3190

[主旨]
地域再生を推進してゆくためには、まずは地域の資産を見直し、それらを鍛えなおし、地域の特徴として発信、そして経済的に成立させることが必要である。
兵庫YEGは兵庫県の経済活動を通して豊かな兵庫の生活を実現するための団体である。当事業ではものづくり、食、サービスの三つ産業の観点から地域の産業の再生を「地域格差の是正」「持続可能性」「地産地消」「温故知新」「デザイン」「ひとづくり」などを切り口に考えてゆく。



総合コーディネーター 加藤秀樹氏(かとう ひでき) 構想日本代表
第一部「地域ものづくり産業をデザインする」

コメンテーター1:水戸祥登(みと よしのり)氏 三陽鉄工株式会社代表取締役、大阪市青年経営者連合会 相談役
コメンテーター2:佐藤元相(さとう もとし)氏(有)エヌ・エヌ・エー・テンダーサービス代表取締役社長

主旨:抜群の環境性能や持続可能性にも関わらず、中央にも見放され、衰退する現実ばかりがクローズアップされる地域の伝統的ものづくり。豊かなものづくりの技術的資源を有する地域が陥りやすい悪循環を抜け出し、生き残るために必要な取り組みは何か?について徹底討論する。

第二部「持続可能な21世紀型の“食”をデザインする」

コメンテーター1:朝田(あさだ くにこ)氏 ローカルジャンクション21 代表理事
コメンテーター2 平松賢介(ひらまつ けんすけ)氏 株式会社平松食品代表取締役

主旨:20世紀型経済のスピードについて行けない自然は、安全崩壊・不足・高騰などさまざまな食糧危機を生みながら劣化し続ける。その原因を明らかにし、地域の生態系が育んだ固有の伝統的な資源である地域の食文化を見直し、持続可能な食糧供給のあり方を地産地消ばかりではなく、地方と中央、そして世界のつながりの中で考えてゆく。

第三部「地域密着型サービスで住み良い地域をデザインする」

コメンテーター1:奥谷京子(おくたに きょうこ)氏 WWBジャパン代表
コメンテーター2:山岡 淳一郎(やまおか じゅんいちろう)氏 ノンフィクション作家

主旨:地域のヒト・モノ・カネが循環しなくなって久しい。加えて地域では行政サービスがどんどん切り捨てられ放置されている。この窮状を救うためには、ヒトを鍛え上げ、カネとモノを地域で循環させるコミュニティビジネスなどの経済活動や地域金融などが必要。その他、世界との関係をより良くデザインするフェアトレードなどについて語り合う

第四部 情報交換会

1.ものづくり1「町工場の挑戦」-佐藤元相氏
2.ものづくり2「あなたの会社の技術的な不可能を可能に変える相談会-水戸祥登氏
3.地域再生アイテム紹介「事業所のために地域再生ツールを活用する。」-平松賢介氏
4.建築・住宅・都市問題「脱スクラップ&ビルド~持続可能なこれからの住宅開発~」
-山岡 淳一郎氏
5.食育「スローフードな日本!地産地消・食の地元学」-朝田くに子氏
6.コミュニティビジネス・地域金融・フェアトレード「ヒト・モノ・カネを持続可能で、フェアにまわす」-奥谷京子氏
講師や講師の関係者への質問や議論から今後の会員個々の事業所展開のヒントとする。
会員のみ

講師プロフィール
●コーディネーター
加藤 秀樹(かとうひでき)氏  構想日本代表
大蔵省で、証券局、主税局、国際金融局、財政金融研究所などに勤務した後、97年4月、日本に真に必要な政策を「民」の立場から立案・提言、 そして実現するため、非営利独立のシンクタンク構想日本を設立。省庁設置法改正をかわきりに、道路公団民営化、国、自治体の事業見直し、 教育行政改革など、縦横無尽の射程から日本の変革をめざす。
全国で選挙の際の公開討論会を進めるNPOリンカーンフォーラムの代表、慶應義塾大学総合政策学部教授、東京財団 会長 兼 理事長を兼務。 おもな編著書に『道路公団解体プラン』、『ひとりひとりが築く社会システム』、『浮き足立ち症候群-危機の正体21』『構想日本』第1~3巻など。

○第一部 コメンテーター1 
水戸祥登(みと・よしのり)氏 三陽鉄工株式会社代表取締役、大阪市青年経営者連合会相談役
「不可能を可能にする技術集団」を自負する企業三陽鉄工株式会社は昭和27年創業、平成7年、売上の大半を占める得意先企業が吸収合併され、すべての製品を自社内で生産されることが決まったことから迎えた危機を契機にさらに強く生まれ変わる。今や、「超精密加工技術のパイオニア」として、航空機用や医薬・食品関連などの分野でも絶大な信頼が寄せられているものづくり企業として有名。
自社の技術力の高さを強みにして高付加価値なものづくりを展開、次世代型航空機用部品に的を絞り、大阪市内の航空機関連に携わっている約100社と「次世代型航空機部品供給ネットワーク」(経済産業省・平成16年度新連携事業認定)を立ち上げ、現在、副会長を務める。平成17年、テクノマスター(マイスター)に認定され、第11回「世界ものづくりサミット」に代表として参加。また、大学で講師、各地の講演会、新聞や雑誌、テレビ・ラジオなどのメディアでも活躍中。
コメンテーター2
佐藤元相(さとうもとし)氏(有)エヌ・エヌ・エー・テンダーサービス代表取締役社長 
1962年 大阪生まれ
大阪の高校を卒業後、自動車部品製造工場へ就職し金属加工特殊技術を習得。
退職後、1995年、パーソナルコンピュータに関わる情報サービス業(有)エヌ・エヌ・エー・テンダーサービスを設立。
以来、ランチェスター法則竹田陽一氏に師事し中小企業の営業コンサルティングを学ぶ。現在ランチェスター法則を応用した1位作り戦略を実践し数多くの小さな会社の強みを創りだし貢献。
異業種交流会フォーラム・アイの代表幹事を6年間務める。
「生野を日本のミラノに」とビジョンを掲げ地域ブランドyoroiを創出。
イタリア ミラノでの出展、有名百貨店などでの販売にも成功した。
その傍ら、ものづくりを通して子どもたちを育成する活動にも取り組んでいる。
大阪商業大学 大阪市立大学の非常勤講師として学生指導にあたる。

著作に「小さな会社☆No1のルール」(2006年アマゾン・経営戦略部門1位)、1「小さな会社☆集客のルール」(2005年アマゾン・マーケティング部門1位)がある。 その他にも2006年 日本郵政公社・社団法人日本ダイレクト・メール協会全日本DM大賞サービス業部門の優秀賞銅賞、2006年 NCネットワーク ホームページコンテスト外注部門1位ほか受賞多数

○第二部コメンテーター1
朝田くに子1955年兵庫県生まれ。経団連事務局広報部を経て、草思社などの出版社、外資系PR会社などにて編集企画および広報業務に携わる。「自然と共に生きる暮らしを考える」をテーマに環境を食や暮らしから捉えた出版活動をきっかけに水俣市の地元学の活動に関わり、各地の地域づくりに携わるようになる。岩手県紫波町の循環型まちづくりに参加、2003年5月に持続可能な地域づくりをめざす各地の団体・個人のネットワーク、NPOローカル・ジャンクション21を設立。モノと人の出会いの場「風土倶楽部」を企画運営。現在、各地の地域づくりのサポート、食や環境をテーマにしたイベントや出版などの企画立案・編集などを行っている。静岡大学農学部非常勤講師、食と農の応援団団員、国交省地域振興アドバイザー。
コメンテーター2 平松 賢介(ひらまつ けんすけ)氏

○第三部コメンテーター1
奥谷京子氏WWBジャパン代表
起業をめざす方への講演会に1年中あちこちを飛びまわっている。2006年6月からは厚生労働省から「女性起業家向けメンター紹介サービス」を受託し、毎週のように全国で起業家から相談を受ける交流会を開催している。その際、各地の起業家を必ず訪れ、起業家同士のよいところを結びつけて、新しいビジネスを生み出している。起業をめざす方、起業した方からも、その親しみやすい人柄で相談を受けることも多く、問題を見つめる視点は厳しく具体的。全国にファンも多数。産業能率大学、松山大学で講師を務める。
掲載記事 クロワッサン・アントレ「独立辞典」他、多数。日本農業新聞にて毎週日曜日のコラム「うぉっち」を連載
第三部コメンテーター2
山岡 淳一郎(やまおか じゅんいちろう) 氏 ノンフィクション作家 
1959年愛媛県生まれ。「共通の利益とは何か」をテーマとして、都市と住宅、医療、ビジネス、近代史、スポーツなど分野を超えて旺盛に執筆。ドキュメンタリー番組のコメンテーター、講演者としても活動中。06年3月に『マンション崩壊』(日経BP)を上梓し、大規模団地の欠陥紛争、ニュータウン開発史、景観裁判、超高層開発などの深層を描き、構造偽装事件を生むスクラップ&ビルド社会の限界と新たな選択肢を提示。都市問題の追究から、後藤新平の関東大震災後の帝都復興計画の頓挫と、その後の都市計画の混沌に行き当たり、07年3月、『後藤新平 日本の羅針盤となった男』(草思社/和辻哲郎賞と山本七平賞ともに最終候補)を出版。医師から衛生官僚、政治家へと転じた後藤を貫く「公共の思想」に光を当てた。他の著書:『あなたのマンションが廃墟になる日』(草思社)、『ボクサー回流』(文藝春秋)、『マリオネット』(文藝春秋)、『命に値段がつく日-所得格差医療』(中公新書ラクレ・共著)など多数。朝日新聞出版より「エコロジカルな家」(仮題)を近刊予定。
http://www.ist-magazine.com/yamaoka/





同じカテゴリー(事業・イベント)の記事画像
地域再生ソリューション in Hyogo事業報告
第3回次世代育成塾 平成20年11月29日(土) 
6月14日 地域経済再生シンポジウムを開催しました。
二人の柳川
やっと懇親会です
八尾に到着
同じカテゴリー(事業・イベント)の記事
 地域再生ソリューション in Hyogo事業報告 (2009-04-17 09:31)
 第3回次世代育成塾 平成20年11月29日(土)  (2009-04-08 13:03)
 6月14日 地域経済再生シンポジウムを開催しました。 (2008-06-24 20:02)
 二人の柳川 (2008-05-24 18:49)
 やっと懇親会です (2008-05-24 18:10)
 八尾に到着 (2008-05-24 11:06)

Posted by 兵庫県YEG at 15:16│Comments(0)事業・イベント
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。